青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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winters bone2 これもアメリカの現実のひとつなのでしょうね。

 アメリカ中西部ミズーリ州の貧しい寒村。とにかく疲れ果てた村、そして人々。ここには夢のかけらもありません。
 17歳の少女リーの境遇は過酷です。ドラッグがらみの犯罪で投獄された父、現実に耐えきれず心を病んでしまった母、幼い弟と妹。親戚も近所も友達もみんなそれぞれに問題を抱えていて頼りにならない…。彼女がひとり懸命にこの一家を支えています。そして、さらなる問題が彼女とこの家族を追い詰めていきます。

 とても静かな作品です。途中、目を覆いたくなるような場面もありますが、全体的には静かな語り口で淡々と描いているように思いました。でも、全く退屈しない。というか画面から目を離すことはできませんでした。リーの、そして彼女を取り巻く人々のそれぞれの人間像が次第に浮かび上がり、それぞれの痛みや悲しみが伝わってきます。

 そのように感じられたのは、ひとつひとつのカットにとても説得力があるからだと思います。とにかく主人公リーを演じたジェニファー・ローレンスが素晴らしい。彼女の演技があったからこそ、この映画がこれほどまでに成功したのだと思います。まだあどけなさの残る表情からすべてを包み込むような慈愛に満ちた表情、そして決して折れない強さを秘めた表情まで、完璧にリーを演じ切っていました。とにかく素晴らしい。必見です。

 インディペンデント映画ゆえのこじんまりとした観は拭えませんが、細部まで丁寧に作られたこんな映画が、私は大好きです。

 このジェニファー・ローレンスについて、誰かと語り合いたいなぁ(笑)。

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