青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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yorunopichic.jpg 「歩行祭」
 80キロもの道のりを24時間かけて歩き通す。この高校生活最大のイベントの意味とは・・・。

 意味などなくていい。そんなものは後からついてくるものだと思います。それぞれがそれぞれの答えを探しながら歩く、自分がどんなことを問いかけているのかもわからないままに歩いている、そんな時間が尊いのだと思います。

 私の高校には残念ながら「歩行祭」といったものはありませんでしたが、「ファイヤーストーム」という行事がそれに近いものであったように思います。海岸でクラスごとに分かれて肩を組み合って歌う旧制高校の寮歌。歌の意味など理解してはいなかったけれど、どこにもぶつけようのなかったのであろうそれぞれの思いをその歌詞に重ね合わせて、轟々と燃え盛る炎に身を焦がしながら声を枯らして歌ったあの時間と空間は、今も他に置きかえることのできない特別な思い出としてヒリヒリと私の中で生き続けています。

 大学時代には「大貫歩」という行事がありました。これはまさしく「歩行祭」です。夜を徹して大学まで歩き続けたあの日の思い出は、これもまた格別のものとして今も鮮やかによみがえってきます。あの時仲間たちと何を語りながら歩いたのかは覚えていないけれど、彼らの笑顔とひんやりとした夜の風、美しかった蛍の光は忘れることができません。

 このような時間があって、今の私があるのです。

 この映画に描かれているそれぞれの高校生たちは、それぞれの人生の中にこの24時間を刻み込んでいくのですね。彼らが見つけた答えは人それぞれだろうけど、きっとその後の人生に”意味のある何か”を手に入れたことと思います。

 歩くというのはとても哲学的ですね。

 あの時の仲間とまた歩いてみようかな。”最後尾”でゴールしたあの道を。

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