青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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kiseki2.jpg まえだまえだをこの映画に起用した時点で、是枝監督の一本勝ちですね。

 この2人が喋ると、どんなセリフも一瞬にして完成された漫才のように私たちの心惹きつけてしまいます。鹿児島の景色も福岡の景色も、熊本の景色だって、この2人の繰り出す関西弁をなんの抵抗もなく受け入れているように感じられました。そして、ただ関西弁が面白いというのではなく、この2人の背負っている”生活”の匂いを見事に表現しているようにも思われました。そこに是枝監督の凄さと、まえだまえだの天才(本人たちが意識している以上の)を感じさせるのです。

 かつて”トゥナイト”という漫才コンビがいました。なるみとしずか。この2人もまたしゃべくりの天才でした。彼女たちの喋りには景色があったように思います。だからでしょうか、犬童監督が2人を主役にして「二人が喋ってる。」という映画を撮っています。なぜかこの作品を思い出しました。

 素晴らしい脇役に恵まれ、子どもたちが生き生きと演技をしています。是枝監督は、子どもを描くのが上手ですね。演出しないことが最高の演出法なのでしょうか。突き放したようなカメラワークが、生々しい子供たちの生を引き出しています。
 彼らの信じる”奇跡”は、純粋であるがゆえにゴツゴツと角張っています。そして、どこか哀しい・・・。精一杯生きるのは、案外哀しいことなのかなぁ。
 
 それに比べて大人たちはどこかのんきです。いろいろあって、もう純粋じゃいられないから適当に丸くなっているのでしょうか。でも、年をとってもやっぱりどこかで”奇跡”を信じているんですよね。そうじゃないと生きていられないから・・・。

 さて、私は何を叫びましょうか。

 やっぱり、チョッピリ哀しい叫びになってしまうのかなぁ。

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