青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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boronya2.jpg どの映画を観ようかと考えるとき、好きな監督や役者の作品である場合は除いて、前評判や受賞状況が大きな判断材料にあることは言うまでもありませんが、やはり”直観”のようなものが一番大切であるように思います。
 ポスターやチラシから映画全体の雰囲気をつかみ、今の自分に合っているかどうか…。レンタルビデオ屋さんに行って、DVDのジャケットで判断するのもこの類ですね。思えば、かつてレコードを買うときにも同じ作業をしていたなぁと思います。LPレコードのジャケットを見て衝動買いしてしまったことが何度あることか。でも、ほとんどの場合後悔することなく、むしろ自分が知らなかった世界の扉を開けてくれたような気がします。
 そんな時、もう一つ大きな影響力を持っているのがタイトルですね。どんなに素晴らしい映画も、タイトルが陳腐だと観る気がしません。逆にタイトルに惹かれて観た映画もたくさんあります。ただ、これは失敗することもよくありました。邦画はともかく外国語映画の場合、映画会社の誰かがつけているのであろうタイトルは、本当に出来不出来に差があります。だから、原題のままにすればよかったのにと思う作品の何と多いことか。
 一方で、私の大好きな作品の一つ「ランボー」などは「First Blood」というタイトルであれほどのヒットをしたとは思えません。現に、アメリカでも「RAMBO」というタイトルに改められているそうです。

 そこで、「ボローニャの夕暮れ」です。
 原題を訳すと「ジョバンナの父」ということなのだそうですが、こちらの方が映画の内容にはあっているように思います。まさにジョバンナの父の物語です。でも、それじゃぁ観る気になれなかったでしょうね。
 ボローニャという地名が醸し出す異国情調に加えて夕暮れという言葉が持つ郷愁。騙されてはいけないと思いつつも、つい惹かれてしまうわけです。DVDのジャケットもまさにそのあたりを狙ったつくりになっているわけで、気弱になっているときにこれを手に取ってしまうと、つい観てしまうといった…(笑)。
 結局、まんまと観せられてしまいました。

 感想は、ジャケ買いは怖い…といったことでしょうか。決してつまらない映画ではありませんが、期待していたものとは少し違っていたので戸惑ってしまいました。今、観たい作品ではなかったということです。そこが少し残念でした。

 でも、当時のイタリアの雰囲気を楽しむのであればなかなかいい作品であると思うし、ある程度の予備知識を持って観たのであれば、きっともっと楽しめたのだと思います。同時代のドイツを舞台にした映画「白いリボン」と比べて観ると、さらに楽しめるかもしれません。

 結局、勝手な思い込みで観ると痛い目に合うこともあるということでしょうか(笑)。でも、そうした思い込みや”直観”がなくては、いい映画にも巡り会ませんね。観て損をする映画もありません。今は合わなくても次観た時は感動することだってあるのです。
 そんなことをあれこれ考えさせてくれた作品でした。

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