青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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permanentnobara2.jpg もし、この映画の主人公が菅野美穂ではなかったら・・・。

 西原恵理子原作の映画はこれまでに何作か作られてきました。私も「ぼくんち」「女の子ものがたり」を観ましたが、TVで語られる彼女の話ほどには面白くなかったように思います。西原漫画のファンではない私が漫画との比較はできないのですが、映画的に成功している作品はこれまで無いのではないでしょうか。彼女の実人生があまりにも波乱に充ち劇的でもあるので、どうしてもそれを描けば面白い作品になると思われるのでしょうが、現実以上のドラマは作れないんでしょうね。

 この作品でも、個性的な人物が主役の”なおこ”を取り巻き、さまざまなエピソードを繰り広げるのですが、もうひとつ面白くありません。原作では、きっと面白いのでしょうが・・・。
 出演陣も夏木マリや小池栄子、そして池脇千鶴などが熱演しているのですが、”パーマネント野ばら”に集まるおばちゃんたちの毒気にペースを乱されたのか(笑)、全体としてのバランスがいま一つでしっくりきていません。
 結果的に、主人公の哀しみを際立たせるはずの背景部分のドラマが中途半端になり、作品全体の構成を危うくさせているように感じました。

 しかし、ここで菅野美穂です。彼女が演じるとどうしてこんなにも可愛らしく切ないのでしょうか。そして、そこに佇むだけでその人物の背景を浮かび上がらせる演技力。きっと、自分が演じるべき人物のことをしっかりと理解しているからなのでしょうね。
 この作品でも、菅野美穂の場面になるとぐっと画面が締まります。だから、背景の描き方が不十分でもラストまで見せてしまうのです。そして、私の心は鷲掴みに・・・。

 NHKドラマ「坂の上の雲」でも圧倒的な存在感を見せている菅野美穂。これまで映画では成功と言えるほどの作品には恵まれていませんが、これからの日本を代表する映画女優になることは間違いない、是非そうなってほしいと願っています。

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