青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 ふるさとは遠きにありて思ふもの
 そして悲しくうたふもの

 故郷をどのような思いで振り返ることができるか

 それは、その人の人生をはかるひとつの尺度になり得るかもしれません。

 この物語に登場する3人の少女。
 それぞれの状況の中で、それぞれの思いを持って、四国の田舎町で大人になっていきます。彼女たちの境遇は決して恵まれているとは言えません。社会の矛盾が凝縮されたような形で人々の暮らしに影を落としているように思います。そんな中で、どうすれば幸せになれるのか・・・彼女たちなりに考えているようです。

 厳しい状況を積極的に受け入れ、その社会に自分を適合させようとする生き方。
 現状を否定し、”ここではないどこか”での幸せを求める生き方。

 少女たちの選択は、三者三様です。
 町を出て都会を目指す子。この町での生活の安定を手に入れようと努力する子。そして、無軌道な生活に自分を見失う子。
 その選択を誰も責めることはできないと思います。そうせざるを得ない厳しい現実が、彼女たちの背後にはずっとあるのだから。
 結局、幸せは何処にあるのでしょうか?

 少女時代を描いた場面では、何度も胸を締めつけられるように思いました。明るくけなげな姿の中に見える悲しみや怒り。楽しい場面でも、何故か切なくなってしまいます。

 一方、深津絵里が登場する現実の場面になると、やや焦点がぼやけてしまいます。もう少し彼女の人物像が丁寧に描かれていれば、もっと深い部分で感動できたのではないかと残念です。※深津絵里の演技は相変わらず素晴らしいのですが。

 気楽な気持ちで見始めたのですが、いつの間にかじんわりと重いメッセージが伝わり、私の心の奥深いところに小さなひっかき傷を作ってくれました。この傷は、しばらくはヒリヒリと痛むことと思います。

 私にとっての故郷は・・・。

 いい映画だと思います。

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