青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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otonari2.jpg 大好きだと言える映画がまた一つ増えました。観ている間の心地よさ、見終えたときの幸福感。熊澤監督の作品は、私の波長にピッタリと合うような気がしていましたが、この作品でも改めて相性の良さが確認された次第です。(笑)
 手に汗握る派手なアクションも、涙をそそるエピソードも、人生観を揺るがすほどの大きな感動もありません。観る者すべてを唸らせる迫真の演技なんてものもありませんが、何とも気持ちの良い映画です。

 「ニライカナイからの手紙」「虹の女神」で蒼井優や上野樹里、市原隼人の個性を上手に引き出してきた熊澤監督ですが、今回も岡田准一と麻生久美子の魅力を、見事に引き出していました。いいですよねぇ、この二人。岡田准一は「花よりもなほ」で、麻生久美子は「夕凪の街、桜の国」で、それぞれ大ファンになりましたが、今回の二人も期待通りの役者ぶりでした。
 それと谷村美月。これまで、実力の割にというか、実力があるだけに無理な企画が続いて作品に恵まれていなかったように思うのですが、今回の役はピッタリはまっていましたね。生き生きしていました。市川実日子なども含めてキャスティングがバッチリでした。

 現実はこんなに・・・なんて、白けてしまう方もおいでかと思いますが、どこかにあって欲しいじゃないですか、こんな素敵な恋物語が。私は憧れているんですよねぇ、こんな出会い・・・。(笑)今さらですが。

 時に泣いたり笑ったりしながらも、日々の出来事は本当に些細なことの連続です。でも、振り返ってみると、どこかの瞬間に人生が少し動いていることに気づくものです。そうして、今がある。運命に導かれるように。
 二人の人生も、結局あのようになることが決まっていたようにも思えます。その日のために、全てがあったようにも。お互い、それまでの人生がなければあの出会いは考えられなかったでしょうし。

 まぁ、あまり面倒くさく考える必要はありませんね。いいじゃないですか、こんな恋物語。私は、素直に羨ましがりながら、こころから楽しめました。

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