青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
marutano3.jpg 愛する夫との別離。かつてのようには心を通い合わせなくなった息子。そして、その妻。仲の良い友たちもそれぞれに歳をとり、どこか疲れています。スイスの小さな村の日常は平和で平凡で、80歳になるマルタの人生も、そんな日々の中で静かにその終焉の時をむかえつつあるのでした。

 歳をとることは素晴らしいことだと思います。マルタの人生も、夫に寄せる想いから察するに愛に満ちた素晴らしいものだったのではないでしょうか。でも、長生きをするということは、家族や友など、多くの別れを経験することとも言えます。
 そして、それはまたそれまで手にしてきたものを一つ一つ失っていくということとも言えるように思います。健康、美しさ、たくましさ、自信、誇り、自分の居場所、希望、夢・・・。それらは失うというよりも奪われる、むしり取られるといった方がピッタリかもしれません。

 人生は美しく、また残酷です。

 人生の一部であり全てでもあったであろう夫の死によって、マルタもまた多くのものを奪い取られてしまいます。後は、残された時間をただ重ねていくばかり。映画冒頭の消え入りそうなマルタの姿はとても哀しく、痛々しくて見ていられません。

 そんな時、マルタの人生が再び輝き始める出来事が起こります。しかし、マルタの行動は保守的な村では決して歓迎されないことでした。マルタの、人生をかけた闘いが始まります。

 老いるということ、生きていくということ、そして、生きていくために大切なこと。

 「それでも人生は素晴らしい。」と、マルタの笑顔が教えてくれたように思います。

 クリックをお願いします。

にほんブログ村 映画ブログへ
スポンサーサイト












管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://kiosk770.blog4.fc2.com/tb.php/330-6ff8d896

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。