青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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friendsdvd とうとう観てしまいました。
 少年時代に初めて観たときの強烈な体験は、40年近くの歳月を経て純化され、増幅し、もはや私自身の一部として血となり肉と化したかのような気もします。この映画こそが、我が恋愛の原体験として、その後の恋愛観に最も影響を与えた作品かもしれません。理想の女性像にしても、どこかにアニセ・アルビナの面影を追ってきたような・・・。そんな人、私の他にもいるのではないでしょうか?同世代の人なら、絶対にいると思います。「いやいや、トレシー・ハイドでしょ。」「絶対オリビア・ハッセーだ。」と言う人と同じくらいに(笑)。

 あの頃「小さな恋のメロディー」が大ヒットした記憶があります。大人社会に抵抗する子どもたちの可愛らしい奮闘ぶり。ビージーズが歌った「メロディーフェア」の美しい調べとトレシー・ハイドの愛らしさ。マーク・レスターの絵に描いたような美少年ぶりとジャック・ワイルドの悪ガキぶりが、当時の日本の少年少女の心を鷲掴みにしたものです。でも、私にはつまらなかった・・・。トレシー・ハイドも好みじゃなかったし(笑)。(この映画、英国と米国ではヒットしなかったようです。)

 同じ年に公開されたのが、「フレンズ~ポールとミシェル~」。14歳の少女と15歳の少年の恋愛と出産というショッキングな内容は、先の「小さな恋のメロディー」とは違って家族と一緒に観ることは出来ない、当時の少年たちにとっては少しばかり罪の意識を感じさせるものでした。(当時はみんな純情だったんです。)
 しかし、主演のアニセ・アルビナの圧倒的な魅力と美しい映像、エルトン・ジョンのテーマ曲。そして、可愛らしくも純粋でひたむきな2人の愛の物語に世界中の人々が共感し、こちらは世界的な大ヒットをしています。それは、少年少女の恋愛(性)は古今東西における普遍的なテーマであるにもかかわらずまだまだタブー視されていた時代にあって、それを真っ正面から描ききったからである思うのです。私は、密かに、そして熱狂的にそれを歓迎したのでした。(笑)

 ところが、この作品はその後長く闇に葬られてしまいます。つまらない作品がどんどんDVD化されていく中で、まるで忘れ去られたかのようにビデオでさえ手に入らなくなっていました。内容が問題なのか・・・。いや、問題となるような作品ではないはずだ・・・。一部の支持者(私も含めて)がネットの各所でその現状を憂い、DVD化を訴えること数年、ついに昨年の春にDVDが発売されます。この時の喜び!興奮!(笑)同じ思いを抱いた人々が全国にどれ程いたことか。

 DVDを手にして1年。いつ観ようかとずっと思いながら、その時を先延ばししてきました。理由は?・・・あまりにも自分の中で膨らみすぎた思いが、却ってブレーキをかけていたのでしょうか。ガッカリするのが怖かったんでしょうね。

 そして、・・・。

 やっぱり、素晴らしかった。

 この映画は、私の核心的な部分の重要な一部となっていたことを、改めて確信しました。「フレンズ」との出会いがなければ、私の人生は違ったものになっていたかもしれない、いや、なっていたと思います。映画の力はすごいですね。

 現代の若者が観て、私(たち)と同じような思いを抱くことはないと思います。でも、あの時代にこの作品が作られたことは、映画史上とても重要な出来事であったことは疑う余地もありません。このような作品を考えるとき、「映画とは時代とは切り離せないものである」とつくづく思います。

 自分の人生を創ってくれた映画。そんな映画との再会は嬉しいものです。これからも、この映画を大切にしたいと思います。

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