青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 大ベストセラー小説を映画化するのは、ヒットする可能性が高いとはいえ、「イメージと違う!」といった批判にもさらされる大きなリスクをしょっていると思います。この作品を映画化するに当たって、松尾スズキが脚本を担当しているところに、製作サイドの意気込みを感じたのですが、どうでしょうか?

 見終わっての感想(ややネタばれ)

 哀しい映画ですね。切ない。

 映画は、母の死に向かって突っ走っていきます。母が死ぬとはどういうことなのかを、これでもかという風に描かれています。そして、他の要素は見事に削られています。これを良しとするか否か。この判断が、評価を左右するのではないでしょうか。
 私は良かったと思います。
 これはこれで有りだなと思いました。思い切った解釈に、感服もしました。とても潔い脚本と演出だと思います。

 でも、そうしたドラマ作りのせいか、前半はやや退屈でしたね。あまりにも淡々と展開していくため、睡魔との闘いとなりました。ボクにも、他の誰にも感情移入するだけのエピソードがなかったせいでしょうね。この辺りにやや不満が残ります。
 後半は、樹木希林の素晴らしい演技もあって、一気に作品の世界に引き込まれました。オカンがボクに手を引かれて横断歩道を歩くシーンは、日本映画の名場面として語り継いで欲しいと思います。この辺りから私の涙腺は緩みっぱなしになりました。劇場のあちこちからすすり泣く声が聞こえてきます。そして、その声はラストシーンまで絶えることがありませんでした。これは凄いことですね。
 
 とにかく切ないですよ。母親がどんどん弱っていく。その心細さといったらありません。どうすることもできない息子。私もあのようにおたおたするのでしょうか。ここにきて、ボクが自分に重なってきます。

 親孝行がしたくなる映画だと誰かが言っていましたが、まったくその通りだと思います。あまり考えたくなくてごまかしてきたことを、こんなにストレートに見せられると、無視することなんかできませんね。母を亡くすことはあまりにも切なすぎるのです。だから、今大事にしておかないと・・・。

 いい映画だとは言いません。でも、今のうちに見ておいて良かったとは思います。もう一度見るには、ちょっと辛すぎるかなぁ。

 詳しくは「シネマッド・ファミリー」の映画日記で。

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