青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 あれから三十年以上の月日が流れたんですね。当時、私はまだ中学生だったかなぁ。田舎町に住んでいる私たちにとって”つま恋”という土地の名前は、遙か彼方の聖地のような響きがありました。私たちの世代で、この名を知らない人なんていないだろうなぁ。
 吉田拓郎かぐや姫、伝説のコンサート。そんなのがあったことなんて、ニュースで知ったのか、後々に聞いたものを最初から知っていたつもりになっていたものか、今はもう定かではありません。でも、その後何度も耳にするこのコンサートは、いつしかその場に居合わせなかった私たちにとっても大切な青春の思い出になっていったように思います。

 昨夜、井上陽水のコンサートもTVで流れていました。衰えぬその歌唱力と圧倒的な存在感に、今さらながら惚れ惚れと見入って(聴き入って)しまったのですが、思い返すと中・高時代の私は、どちらかというと拓郎よりも陽水やかぐや姫が好きでした。当然、”夏休み”や”旅の宿”なんて曲は知っていたのですが、その頃はもう拓郎は大きくなりすぎていて”少し重いかな”なんて感じていました。ヒット曲も出なくなっていたし、浅田美代子や森下愛子と結婚して「この野郎!」なんて思ったりもしていました。(笑)でも、年を重ねるにつれて、あの頃の拓郎よりも年上になったりしてくると、彼の唄がしみ込んでくるようになるわけです。”落葉”とかをカラオケで歌ったりして。

 今回の”つま恋コンサート”。主役はあくまで吉田拓郎ですね。残念ながら、かぐや姫じゃない。今年六十歳になる吉田拓郎という男の存在感、同時代の人たちに与える影響力は圧倒的です。この力は、南こうせつ伊勢正三も山田パンダも、井上陽水にさえも持ち合わせていないものだと思います。例えるなら、長嶋茂雄のような力でしょうか。生きる支えになれる力・・・。今夜集まった3万5千人、全国のテレビの前でいっしょに口ずさんでいる同世代のオジサン・オバサンたちのこれまでの人生、そしてこれからの人生にあって、拓郎の唄も拓郎という存在そのものも、きっと心の支えなのだと思います。

 「僕はいろんなことが出来る。魚も釣れるし自転車にだって乗れる。でも、魚を焼くことは出来ません。それと、朝までは歌えない。」
かつて「朝まで歌うぞ!」と叫んだこのつま恋の地で、そう言って笑わせる拓郎はとてもいい感じでした。みんな、色々あるけど俺たちなりにまだまだ頑張ろうぜ・・・なんて言ってくれているようで。

 年を取ることも悪くないな・・・。そんなに考えながら、コンサートを楽しみました。

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