青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 これまでこの作品を見るのは避けていたのですが、「眉山」の犬童一心監督作品ということで見ることにしました。でも、やっぱり見ない方が良かったかも。

 長澤まさみを浅倉南役に抜擢し、南が主人公の物語として作られたこの作品。現在において映画化する場合、一番南役にふさわしいだろうと考えられる長澤まさみでも、やはり南の役は荷が重すぎたように思います。それは、私たちの世代にとって(それ以降のファンにとっても)浅倉南は永遠のアイドルであって、それぞれの心に、自分だけの南が出来上がっているからです。例えば「ルパン三世カリオストロの城」のクラリスを誰かが演じるなど考えられないように・・・。かつて「愛と誠」でも早乙女愛を演じた早乙女愛はきびしかったですね。そして、その後の彼女(役者早乙女愛)の変貌は、石清水君でなくてもとても辛かったと思います。(笑)※少しヤバイ世界に入りつつありますね。(笑)

 一方、長澤まさみはどんな役をしようと圧倒的に長澤まさみ自身の魅力が全面に出てきてしまうわけで、既成のキャラクターの枠になど入れることなど不可能なのだと思います。浅倉南を演じているときの長澤まさみはとても窮屈そうで、時折見せる彼女本来の表情には輝きが見られるのだけれど南とは違うもので・・・。このジレンマを背負いながらのこの映画、やはり私たちが好きだった「タッチ」ではありませんでした。

 とはいえ、甲子園をかけた球場のシーンはそれなりに臨場感もあり、良くできていたように思います。まぁ、幼稚なCGはご愛敬として。(笑)そこで気が付いたのですが、犬童監督はエキストラで球場を満杯にした野球シーンが撮りたくてこの仕事を引き受けたのではないでしょうか?というのも、「眉山」を引き受けた理由の一つに、たしか「阿波踊りが撮れるから・・・。」というのがあったように思うから。もしそうであれば納得。「ジョゼと虎と魚たち」の犬童監督がどうして「タッチ」を?という疑問が解決できないでいたのです。まぁ、私と同世代の監督も「タッチ」を知らない青春時代を送っているはずはないから、いつかは映画化を!と思っていたという可能性もあるのですが・・・。

 とにかく、漫画やアニメでイメージができあがっている作品の実写化はとても難しいということではないでしょうか。今日、同じあだち充作品「ラフ」が公開されましたが、こちらの出来はどんなものか?また長澤まさみが主役ですが、このような安易な企画、彼女にはこれを最後にして欲しいですね。彼女には他に素晴らしい役がきっとあるはずですから。

 犬童監督。「眉山」のあとは、私が大好きな永島慎二の「黄色い涙」を"嵐"の5人を主役にして撮るのだとか。こちらは大いに期待したいと思います。

 最後に、犬童監督にお願い

 「黄色い涙」のあとの企画に、「ぼっけもん」(岩重孝作)を是非候補作の一つにして下さい。私たちが青年だった頃の鹿児島、東京、徳島が舞台のこの漫画。今の時代だからこそ映画化して欲しい作品です。よろしくお願いします。
 ※このblog、絶対読んでくれていないだろうなぁ・・・。

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