青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 昭和の映画第2弾!
 かぐや姫の名曲「妹」が映画に。実は、これより前に「赤ちょうちん」が映画になっており、「妹」がレコーディングされる時には既に映画化の予定があったとか・・・。時代に飲み込まれていくフォークソングブームの象徴のようにも思えます。
 主演は「赤ちょうちん」に続いて秋吉久美子。やはりこの時代を代表する女優ですね。そして、その兄役に当時売り出し中の林隆三。(森本レオでなくてよかった。)
 物語は・・・・・。
 鎌倉で同棲していた男(耕三)と別れて、突然帰ってくる妹(ねり)。耕三も失踪しており、その家族も彼の行方を追っている。家の立ち退き問題とかいろんな問題がある中で、兄と妹の生活は、どうもギクシャクしてしまう。そして、・・・。
 意味不明の書き置きを残して突然いなくなってしまった妹を捜す兄。そして、耕三の妹。この2人に、妹の秘密を知る女性(片桐夕子)が言う言葉、「探すと死ぬよ。みんな探すから死ぬんだよね。」。それでも兄は妹を捜し続けるのであった・・・。
 ※分かりにくい説明ですみません。(笑)
 とにかく「兄と妹の辛くて甘くて酸っぱい共同生活!」(予告編より)ということです。
 かぐや姫の「妹」から作られた物語(脚本:工藤栄一)ということで、やはり曲のヒットに便乗したかな?という出来でした。
 
 でも、時代のムードを十分に味わうことが出来ました。この頃は、みんな何かに怒っていたんですね。新しい時代の到来を予感しながら、それまでの日本が(景色も人情も価値観も)みんな壊れていくことに対する不安のようなものが感じられました。それが、昭和40年代だったのでしょうか。
 監督の藤田敏八はもちろん、脇役の伊丹十三、吉田日出子、藤田弓子、片桐夕子、村野武範・・・、みんな、そんな時代の寵児だったように思います。
 昭和シリーズ。ちょっと辛くなってきたかな、2作目にして。(笑)さて、この後、何を見るかが問題ですね。

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