青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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raiou1.jpg この秋は時代劇ブームのようで個性的な作品が次々公開されていますが、やはり蒼井優が主演ということで「雷桜」を見てきました。

 うーん。評価の難しい作品ですねぇ。

 個々の役者の演技には賛辞に値する部分もあるのですが、全員がそうかというとそうでもないんですね。また、”切腹”のシーンなどの斬新な演出に興奮するところもあるのですが、ついウトウトしてしまうという退屈な時間帯もあるんです。※あってはならないことなのですが・・・。

 物語も、少し無理があるんじゃないかなぁ。将軍家の子供があんな風に自由にあちらこちら・・・。そして、天狗親子はどうしてあの森で十数年も平和に生活できたのか・・・。その他、細かな部分でも???がいっぱいです。※ウトウトしてしまったところにその答えがあったのかなぁ(苦笑)。
 そして、とても薄っぺらい。表面的な部分しか描かれていないなぁ・・・と思いながら観ていました。一人一人の人物像が全く伝わってこないんですよね。だから、誰にも感情移入が出来ない。時折見せられる役者単独の熱演によってグッと惹きつけられても、それは演技にであって、物語の人物に対しては何ら思いを持つことが出来ません。演出が悪いのか脚本が悪いのか、蒼井優や柄本明等が熱演すればするほど、その薄っぺらさが際立ってしまう結果になっていたように思います。とても残念でした。

 でも、最後は何となく感動させられたんですよ。もう、強引にって感じで。(笑)

 これを時代劇として見たら、全くダメでしょうね。もっと、ちゃんと作って欲しいと思います。時代考証等、スクリーンには映らないところまでこだわって作られてきた日本映画の時代劇に対する伝統を大切にしていただきたいし、やっぱりいつの時代でも堂々たる日本映画としての時代劇を期待するじゃありませんか。日本人として。

 最近、岡田将生をよく観ますね。TVで彼を観ない日がないほどです。でも、これだ!という感じの役には、まだめぐり会えていないような気がします。妙ににやけた笑顔ばかりが印象に残ってしまい・・・。「天然コケッコー」とか「ハルフウェイ」の時に見せていた輝きが、少し消えてしまったようにさえ思います。だから、いろんな役に挑戦して自分探しをしているのでしょうか。残念ながら今回も、これだ!じゃなかったですね。
 スケールの大きな役者になる可能性を秘めているように感じるので、早く彼に素晴らしい役を与える監督が現れてくれることを願います。

 蒼井優は、やはり蒼井優でした。しかし、今回はやや不発かな。今後につながる作品になって欲しいと思います。乗馬の経験は大きいかもしれませんね。彼女の場合も、これまでの殻をうち破るいい作品、いい監督に巡り会えないかなぁ・・・。

 ところどころに輝きを放ちつつ、少し残念な気持ちにさせられた133分間でした。

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