青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 不覚にも、途中眠ってしまいました。
 まぁ、それが全てを表しているということかも知れません。

 「サマータイムマシン・ブルース」を期待してしまうとダメなんですね。劇団ヨーロッパ企画と本広克行監督が初めてタッグを組んで作ったあの作品では、新しいものを創り出そうとする勢いも意気込みが感じられたのですが、今回はどうしても無難にまとめた感がありました。

 ゆるい展開と舞台的なセリフ回しなどは「サマータイム・・・」と同じで、とても心地よいのですが、あまりにもゆるすぎて眠ってしまったという・・・。ところどころでピシッと引き締める要素がないものだから、何となくダラダラ展開してしまって、観客としては役者の演技を楽しむしかないわけです。ところが役者たちも、今回はもう一つキャラが立っていませんでした。大きなスクリーンを相手にするにはこじんまりしていたというか。むしろ、友情出演的に出てくる有名俳優たち?が目立ってしまって。(あのような使い方は邪魔なだけで効果的ではないと思います)

 長澤まさみにも期待していたのですが、まぁ平均点でしたね。役柄的に彼女でなくても良かったように思います。でも、もし、上野樹里が演じていたらもっと面白くなっていたことは間違いないと思います。
 でも、最近の長澤まさみの作品の中では、一番良かったのではないでしょうか。気楽に演じられていたみたいで。相変わらず顔の表情だけの演技でしたが。

 期待が大きかっただけに、ちょっとガッカリです。

 結局は物語に説得力がなかったということでしょうか。いったい何を描きたかったのか?メッセージも毒もなく(不十分で)、あんな風に上手にハッピーにまとめてしまっても、何にも心に残りません。次回はもっと驚かせて欲しいですね。とっても期待しているんだから。

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sizumanu2.jpg まず、この作品を作り、公開にこぎ着けたことに賛辞を贈りたいと思います。舞台挨拶で流した渡辺謙の涙の意味が、少しではありますが分かったように思います。

 その時代の強大な権力に対して闘いを挑むことも映画の使命のひとつであることは、議論の余地のないところであると思います。映画人は常に時代を読みとり、その矛盾を告発してきました。ただし、あくまでもエンターテイメントとしてのスタンスを見失うことなく。その辺りを気を付けないと、つまらない独り言になるのですが・・・。

 この作品に関しては、まず原作がしっかりしていることである程度計算は出来たと思うのですが、あまりにもスケールが大きく、対する相手も巨大すぎるので、映画化することすら不可能であると言われてきたようですね。この作品を見れば、頷けます。途中何度か出てくる旅客機と飛行場のシーン。その安っぽさ。CGにしてもひどすぎます。最初は???でした。そして、はたと気づいて、納得。誰がこの映画に飛行場や飛行機を貸しますか!そして、わざとあんな風に安っぽくしたのですね。この作品の映画化を阻止しようとする無反省な輩を告発する意味で。繰り返し描かれるアフリカの大地との対比が見事です。私たちの生きているこの社会の、何と薄っぺらで弱々しいことか!!

 しかし、ここで自らの飛行機を提供しておれば、今も何かと話題のJALも世間から少しは見直されたのになぁ・・・と、とても残念でした。それくらいの度量がなくっちゃ、現在の危機的な事態は打開できませんよ。

 ドラマは多少はしょっているとは思いますが、十分に鑑賞に堪えます。娯楽作品としても面白く、時代を告発するという社会的な役割も果たせていたと思いました。私のような者にしてみれば、このようなかたちで時代を切り取って示してくれるのはとてもありがたいものです。出来れば多くの人に見てもらいたいですね。そして、語り合うきっかけになれば素敵だと思います。私も仲間を集めたいと思います。

 たくさん登場する出演陣も、渡辺謙は当然ですが、三浦友和も秀逸でした。いい役者だなぁと思いました。その他、いろんな役者たちも自分の持ち場でしっかりと役割を果たし、それがこの映画全体を引き締めていたのだと思います。決してオールスターキャストの顔見世興行ではありません。その辺りがTVドラマの映画版とは一線を画しており、堂々たる映画になっていたと思います。

 途中10分の休憩を挟んで(これは意外にも全く気になりませんでした)の3時間半にも及ぶ大作ですが、ベテランの方たちが沢山足を運んでおられ、見応え充分の物語に納得して帰られていたように思います。「おくりびと」の時にも感じたことですが、やはり、古きよき時代の映画を知っている世代の方たちは、良い映画には労を惜しみませんね。

 誰かのレビューにもあったと思いますが、迷っている方にはとりあえず観て欲しいと思います。そして、そこで感じたことを語り合って欲しいと思います。そうすると、時代はまた、少し変わるのではないかと思うのです。

 映画は時代とともにあり、新しい時代を作っていく。

 そんな思いを、この映画からは感じ取れました。

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