青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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2008年、私の街で公開した作品から「青空侍映画賞」を選定してみました。

みなさんのご意見をお聞かせ下さい。

作品賞
 おくりびと

(ノミネート作品)
 夕凪の街 桜の国
 うた魂(たま)♪
 アフタースクール
 クライマーズ・ハイ
 パコと魔法の絵本
 おくりびと
 ラブファイト
 山桜

外国語映画賞
 ダークナイト

主演男優賞
 本木雅弘 「おくりびと」
主演女優賞
 北乃きい 「ラブファイト」
助演男優賞
 堤 真一 「容疑者Xの献身」
助演女優賞
 麻生久美子「夕凪の街 桜の国」
監督賞
 中島哲也 「パコと魔法の絵本」

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 タナダユキ監督の描く世界は、今もどこかにありそうでいて少し取り残されてしまったような感じ・・・かな。「赤い文化住宅の初子」も部分的に妙にリアルでドキドキしましたが、この作品でもドキッとするような場面がいくつかありました。
 転々と住まいを変える蒼井優が、新しい土地で少し疲れた時にガランとした部屋の床に俯せになって肢体を投げ出すシーンなんかは、この監督ならではの演出ですね。こういうシーンに、私は惹かれてしまうわけです。

 物語は、自分の居場所を求めて現実と格闘する鈴子と弟の日常を縦軸に、さまざまな人々との出会いと別れ、果てもなく繰り返されるいじめが絡まりながら展開されます。いずれにしてもごくありふれた光景なのですが、それらが微妙に絡み合いながら、そして少しずつズレながら展開することで、この映画にしかない世界が生まれています。どこにでもありそうでここにしかない世界が。厳しい現実を描きながら、2人の成長に向けられる監督の眼差しが温かいですね。2人が辿り着くところには、きっと平穏な日々が待っているんだろうなぁ。そうあってくれることを願わずにはいられません。

 蒼井優は、今さらながらやっぱりいいですね。この映画は、彼女をイメージして作られたそうですが、私たちがこれまでに見たことのない蒼井優を見せるところがさすがです。
そして、森山未來。この人も素晴らしい。彼が登場するシーンからグンと画面が締まります。ウソっぽい役をウソっぽく見せないという意味では、若手№1ですね。他の役者がこの役をやっていたら、あのリアル感は生まれなかったと思います。

 映画を見ていながら、いつの間にか鈴子の日常を覗いているような感じになりました。恐るべしタナダユキ、恐るべし蒼井優、そして森山未來です。加えて、ピエール瀧の演技が絶品だったこともうれしい誤算でした。

 好みが分かれると思いますが、この映画でますます私はタナダ映画のファンになりました。次回作が楽しみです。

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 藤澤周平原作の映画は山田洋次監督の作品でこれまでも見てきたわけですが、この「山桜」が間違いなく一番いいですね。

 まず、手塚弥一郎役の東山紀之が抜群にいいです。「武士の一分」の木村拓哉は言うに及ばず「たそがれ清兵衛」の真田広之よりもよかった。武士とはこう凛としていて欲しいものです。そして、この人剣を持つ姿が美しいですね。斜に構えたときの懐の深さのようなものが、とても絵になっていました。この辺りがキムタクとは大違い。
 また、ほとんどセリフがないのに、そして表情も変えないのに、それぞれの場面での思いが本当によく伝わってきました。この辺りが真田広之(当然キムタクも)との違いでしょうか。所々に挿入される美しい景色とともに、まったく惚れ惚れするような武者ぶりであったと思います。

 田中麗奈はやや日本髪に違和感があるものの、とても素直に演じていて好感が持てます。やはり彼女は、いい女優さんです。

 他、篠田三郎、壇ふみ、富司純子・・・みんなよかった。とりわけ永島暎子がよかった。この人はたまに現れて、いつも私を驚かせます。(笑)「竜二」の頃から、ずっと。

 無駄な演出を排除した、とても気品のある日本映画です。

 でも、エンディングの歌だけは、いらなかったなぁ・・・。

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 矢口史靖監督作品ということで、期待と不安が半々といった感じで観に行きました。というのも、「ウォーターボーイズ」に大感動して、「スイングガールズ」でズッコケた経験があるもので・・・。
 そして、結果は?
 う・・・ん、何か無難にまとめたなぁといった感じでしょうか。ただ、普通に面白かった。これって誉め言葉?でも矢口監督なら、それじゃダメでしょ感もありますね。

 結局、誰が主役なのかが分からなかったり、どこが山場なのかも分からなかったり、何が描きたかったのかも分からなかったりするんですが、内容は興味深く、場面場面では結構笑わせてもらえ、何の不満も残らないわけです。
 けどなぁ・・・。
 目の付け所はいいんだけど、料理の仕方が甘くなってきたなぁという感じがしますねぇ。「スイングガールズ」では悪ふざけが過ぎて、せっかくの少女たちの頑張りを無駄にした感じがしましたけど、今回はこじんまりまとめすぎましたね。ラストなんかも、驚くほどあっさりしてましたし。綾瀬はるかも可愛かったけど、期待したほどはじけてなかったし・・・。

 TVサイズでも良かったのでは?

 でも、面白かったですよ。

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 素直にいい映画だと思います。犬好きの人にはたまらないでしょうね。それ程の犬好きじゃない私が観ても、やはり10の約束には胸が締めつけられました。
 我が家にも可愛いワンちゃんが居るのですが、本当に可哀相な飼い方をしていて、10の約束のひとつ「私にも心があることを忘れないで・・・」は、胸にグサッと突き刺さりました。まったくもって反省するしかありません。

 日曜の昼下がり、何気なく家族で観たのですが、なんかそれぞれに思うところがあり、我が家のワンちゃんに対する眼差しが優しくなったように思います。

 こんな映画があってもいいですよね。細かいことを論ずるよりも、10の約束をつぶやいてみることですね。キューンと感じるものがきっとあるはずです。それを大切にすればいいんじゃないかなぁ。そして、ちょっぴり涙を流して・・・。

 田中麗奈が観たくて、それだけで観た作品ですが、思いがけず見入ってしまいました。そして、ダメな飼い主として、しっかり反省させていただきました。(笑)犬を飼っている人、これから飼いたいなぁと思っている人、子どもたちに観て欲しい作品ですね。

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 この映画を見てから1週間。じわりじわりと効いてくるボディーブロウのように、私の中でこの映画が広がっています。何なんでしょうね、この感じ。もう一度見たくてたまらないんですよ。
 北乃きいが文句なしにいいです。彼女のこれまでの作品の中でも一番いいんではないでしょうか。「幸福な食卓」よりも北乃きいの魅力を引き出した、その一点だけとってもこの映画は成功しているように思います。もう、素晴らしいですよ、この突き抜けた感じは。
 林遣都も素晴らしい。今や”へたれ”№1ですね。(笑)「バッテリー」の時に、その透明感に仰天したのですが、とってもいい歳のとり方をしているように思います。柳楽優弥が苦しんでいることを思うと、若い才能がいかにキャリアを積んでいくのかというのはとても難しいと思うのですが、「チーちゃんは悠久の向こう」「ダイブ」と着実に成長しているように思います。これからがますます楽しみですね。
 
 大沢たかおが出しゃばりすぎという意見が多く見受けられますが、私はそれ程気になりませんでした。大人の恋の物語があることで、若者たちのぎこちない恋の喜びがより伝わってきたように思うし、大人の恋だって切なかったですよ。まぁ、私などは、桜井幸子が画面に登場するだけで、切なくなる世代なのですが・・・。(笑)

 それと藤村聖子が良かったなぁ。この映画の魅力をグッと引き上げてくれたと思います。彼女が出てくるたびに、何故かワクワクしました。

 ラストのファイトシーンとその後の・・・は、日本の青春映画史に残る名場面だと思います。もう、本当に胸がキューンとなりました。

 真っ赤なマウスピースと真っ白なパンツ。真っ直ぐな青春。

 また見たいなぁ・・・。本当にそう思わせる、”いい映画”です。

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