青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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 これは、近年最大の期待はずれ映画でした。まったく残念!

 横山秀夫の原作は、太平洋戦争史、いや日本の歴史においてもっと語られるべき”回天”を、私たちに知らせたということだけでも重大な意味を持つと思います。しかも、面白い。この小説は”回天”を通して、戦争と人間を見事に描いています。そして、素晴らしい青春小説にもなっています。
 あの原作を、山田洋次が脚色し、「半落ち」の佐々部監督が映画化する。期待しないわけがない。でも、ダメでした。まったく人間が描けていません。まったく戦争が描けていません。山田洋次は、この原作から何を感じ、何を描こうとしたのでしょうか。

 上野樹里だけが救い(笑)なのですが、彼女にしても彼女の中では一番平凡な演技でした。市川海老蔵なんて、まったく並木の苦悩が演じられていません。演じると濃くなる顔だから、わざとあんな風にポカンとした演技をしたのかなぁ。完全なミスキャストですね。

 とにかく期待していただけに、本当にガッカリしました。

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 兄弟というものは、どこか嘘っぽい関係ですね。仲が良かったり憎しみ合ったり。本来はもっとも信頼できる仲間であるはずなのに、どこかにきっと隠し事をしている・・・。
 ひとたび兄となれば、死ぬまで兄として生きなくてはならない。これは辛いですね。優しさと包容力、そして圧倒的な強さをもって弟を立派に導かなくてはならないわけです。そんなこと出来るわけないですよ。
 ところが弟として生まれると、いつまでたっても弟なんですね。これも辛い。どんだけ頑張ったって決して抜くことの出来ないマラソンを走らされているようなものです。つまんないですよ。
 それに、家とか家族とか親せきとか世間とかが複雑に絡み合ってくると、もはや為すすべなしで、とりあえず無難に兄は兄を弟は弟を演じるわけです。お互いに不本意なところはグッとこらえて、相手を思いやっているようなフリをして、それぞれ自分の人生を何とかしようとあくせくと生きていくわけです。兄弟という不安定な関係の中で、ぎりぎりバランスを保ちながら・・・。

 この映画の兄弟も、その典型です。

 ゆれますねぇ。本当にその通りだと思います。ゆれているんですよ、みんな。バランスをとるのは難しいからなぁ。

 弟の身勝手、よく分かります。彼とともに、私はずっとゆれていました。

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 岩井俊二監督作品。

 いやぁ、参りました。これは凄い。

 鈴木杏蒼井優は、この作品ですでに誰にも真似することの出来ない領域にまで到達していたのですね。恐ろしいほどの演技力です。

 まだ見ていない人は、是非一度見て下さい。でも、軽い気持ちで見ると、ちょっと危険ですよ。これは、悪魔が作った映画です。(笑)

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 本日公開。評判通りの良い映画でした。

 ジェニファー・ハドソンが菊池凛子との助演女優賞争いで注目されていますが、こりゃジェニファーですね。凄いです。「Rey」のジェイミー・フォックスを見たときの衝撃に近いものがありました。これでもか!っていうくらいに歌います。こんな人が今まで埋もれていたんですね。まったく、アメリカっていう国は・・・。

 エディー・マーフィーも、アカデミーの助演男優賞候補になっています。久しぶりに彼のいい演技を見ました。古くからのファンとしては、とても嬉しい復活です。

 物語は、ショービジネス界の栄光と挫折・・・といったものですが、誰をモデルにしているのかがハッキリ分かるので、それがいいような悪いような。でも、ビヨンセが真っ正面から演じきっているので、まぁ納得でしょうか。

 ショーのシーンは、本当に楽しめると思います。

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 岩井俊二監督長編デビュー作。1995年キネ旬読者アンケート№1作品。
 映像の美しさと切ない物語。韓国映画を見ているようでした。それもそのはず。この映画、韓国で大人気だったようです。その後の韓国映画に影響を与えたのでしょうね。そうして作られた韓国映画やTVドラマが、日本で大ヒット・・・ということなのでしょうか。

 中山美保が二役に挑戦し、とても美しかったのですが、私はこの作品が映画初出演だったという酒井美紀の方に心を奪われました。この人の眼差しは、忘れていた何かを思い出させる力があるように思います。彼女が出ているシーンになると、とても感傷的になってしまい・・・。これは、当時ヒットしたドラマ「白線流し」に通じるものなのでしょうね。最近あまり活躍していないのが残念です。

 これが年間№1作品ということには???ですが、それなりに良かったので、他の岩井俊二監督作品も見てみようと思います。

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 1985年8月12日、群馬県の御巣鷹山に日本航空の旅客機が墜落した。犠牲者は520名。単独のものとしては世界最大の航空機事故となった。

 あの事故のことは、みんなどこかで記憶しているのではないでしょうか。暑い夏の夜でした。ちょうどお盆で、街では盆踊りの人でにぎわっていたと思います。私はTVのニュース速報でこの事故のことを知ったように記憶しています。そして、その後各テレビ局が放送する特番に釘付けになりました。次の日、川上慶子さんがヘリコプターで救出されるシーンには、本当に感動したものです。と同時に、悲惨な事故現場の様子が映像として流されると、これまで漠然と抱いていた航空機事故に対する恐怖心が、自分の中でハッキリとした形でどすんと腰を下ろしたように思います。同じような思いを抱いた人がたくさんいたのではないでしょうか。
 その後、報道は事故原因の究明へとシフトチェンジしていきます。”圧力隔壁”この言葉を覚えていますか?当時、この言葉を耳にしない日はなかったように思います。事故からの数日間、報道は過熱し、私たちはこの事故について語り合ったものです。しばらくの間は・・・。あの時、私たちは完全に報道に釘付けになり、一喜一憂し、にわか航空専門家になり、また踊らされていたように思います。その報道の裏側で、どのようなドラマが展開されているのかということなど考えもしないで。

 群馬県「北関東新聞」。この架空の新聞社を舞台に、御巣鷹山事故報道の裏側を描き、報道とは、組織とは、家族とは、そして生きるとはどういうことなのかを突きつけてくる横山秀夫の傑作小説です。
 いやぁ、面白い。と言っては不謹慎であることは承知の上で言わせてもらいます。「本当に面白い。」主人公の悠木に自分を重ね合わせ、何度胸を熱くし、怒りに拳を握りしめ、涙をこらえたことか。

 NHKがこの小説をドラマにしました。あの事故から20年後のことです。小説を読み終えた時、この小説に描かれていた世界を映像としてなんとしても見たいと思い、DVDを探しまくりました。それ程、横山秀夫の描写には力があり、まるでその場にいるかのような臨場感があるのです。これを、どう映像化しているのか、なんとしても見たい。
 
 残念。やはり、原作にはかなわない。健闘しているとは思いますが。

 ということで、原作を読んで下さい。

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 この作品、まず本が売れ、映画もヒットしたようですね。何となく分かる気がします。とてもいい話だから。苦手な人が多い数学を、こんな風にとらえることが出来るのかという楽しい驚きもありますし。

 そして、映画。いい感じに仕上がっていました。温かくて爽やかで・・・、見ていてとても心地よい。でも・・・。

 この物語を、義姉(浅丘ルリ子)の視点から眺めてみるとまったく別の世界が見えてきますね。別にそんな風に描いて欲しいというわけではないのですが、何か美しい話にしすぎているようで・・・。

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 「かもめ食堂」の荻上直子監督が、初めて作った長編映画。脚本も荻上監督自身のものです。

 その町の少年は、みんな”吉野刈り”という髪型をしていた。それがこの町のしきたりであり、神聖にして犯すことの出来ない伝統であるとみんなが信じている。そして、そのカットをするのがバーバー吉野である。ある日、この町に東京から茶髪の少年が転校してきた。その日から、この町の歯車が少しずつ狂い始め・・・。

 伝統とは何か?自由とは?・・・・そして流行とは。

 かつて、私の住む街では中学生になると坊主頭になるのが当たり前でした。みんなそれが嫌で嫌でたまらなかったのですが、誰も逆らうことが出来ません。学校だけでなく、家庭も地域もそうすることが正しいと信じていた時代です。教師たちは、坊主頭の素晴らしさをもっともらしく語り、挨拶代わりに髪の長さをチェックする・・・。体制に反抗的な連中は、髪を伸ばすのではなく剃り込みを入れることで敢然と自己をアピールしたりして(笑)、今思えば本当に喜劇そのものです。
 しかし、ある学校で坊主頭に”待った!!”がかかりました。「子供の人権を無視している。」というわけです。開明的な?お母さんたちの意見だったでしょうか、ともかく坊主頭強制反対キャンペーンが一気に広がり、次々と頭髪自由化宣言が各中学校で発表されました。まぁ、昨日まで後生大事に守ってきた規則ですから「明日から伸ばしてもいいよ。」なんてことも言いにくいので、「生徒会からの意見を尊重して」等と苦しい言い訳をしながらの自由化でしたが、とにかく中学生たちは坊主頭から解放されたわけです。
 今、教育の見直しが叫ばれていますが”坊主頭の復活”を叫ぶとどうなるでしょうか。まぁ、集中砲火の批判を受けるでしょうね。人権蹂躙だとかなんだとか。とにかく、そんな規則をみんな必死に守っていたわけです。たった15年ほど前まで・・・。
 この映画を見てそんなことを思い出しました。
 「伝統は時代とともに消えていく。そして伝説になっていく。」
 伝説になるかどうかはともかく、時代とともに変わっていくのがこの世の中であり、それはほとんどの場合”開かれていく”ことにつながっているように思います。
 自分の時代に終止符を打つことは、とても勇気がいることだと思います。でも、誰かがその役を引き受けなくては。この映画は、そんな勇気と自覚を、ちょっと持たせてくれたように思います。

 荻上直子監督の映画はとても優しいですね。そして、優しさの奥にある意志の強さを感じます。”優しく微笑むその人は、背筋がしっかりと伸びている”、そんな感じです。
 次回作が、本当に楽しみです。

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 ジョージ・クルーニー監督作品。
 白黒の画面に流れるようなジャズの調べ。ビシッとスーツを着こなした男たちがタバコの煙をくゆらせて正義のために巨悪に立ち向かう・・・。渋いなぁ。(笑)
 とてもカッコイイ映画でした。でも、感動できるかというと???ちょっと分かりにくいんですよね、この時代も主人公のマローのこともあまり知らない私にとっては。だから、ある程度は説明して欲しいんだけど・・・。残念!
 「あと20分差し上げますから、もっと分かり易く作って下さい!」あっけないエンディングに、そう叫ぶ私でした。

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 自分が今、どのような世界に生きているのかということを深く考えさせられる映画でした。国家という化け物を相手にしたとき、人はどこまで正義に生きることができるでしょうか。ただもう頭を抱えてしましかないのでしょうか。それじゃぁだめだと分かっていても・・・。
 でも、この映画は決して固く難しい映画ではありません。事件の真相と真実の愛にたどり着くまでの先が読めない展開はとてもスリリングで、感動的なラストはすべての人の心を撃つと思います。アフリカの大地を舞台にした素晴らしいラブストーリーでした。
 レイフ・ファインズがだんだんとハリソン・フォードになっていく過程も見物です。(笑)
 日本映画が好調だということですが、この映画のようにスケールが大きくて、社会悪と真っ向から勝負するような、それでいてエンターティメント作品であるといった映画は作られていませんね。そろそろ日本映画も”新しい女優たち”に頼った小品ばかり作らずに、このような骨のある大作もつくって欲しいなぁと思いました。

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 不思議な映画ですねぇ。妙に泣かせてくれるんですが、それが単発で持続しないと言うか・・・。それと、安っぽいのに所々アッと思わせるような凝った作りもあったりして。良い映画なのかどうなのか・・・、迷ってしまいます。まぁ、2時間退屈せずに楽しめたから、それなりによい映画ということで。
 花田少年を演じた須賀健太君はいいですね。大活躍です。このまま素直に育って欲しいなぁ。変に天才子役ズレしてしまわないように。篠原涼子西村雅彦は、期待通りです。杉本哲太は相変わらずいい味出してますねぇ。それと、北村一輝。こんな役をさせたら当代随一です。これからますます眉毛をつり上げて、岸田森のような怪優になって欲しいと思います。安藤希については、もう少し観たかったなぁと思います。これからが楽しみな女優さんですね。
 あまり期待せず、先入観なしに観ると面白く観られるのではないでしょうか。

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