青空侍のシネマ徒然日記

映画や音楽について、徒然なるままに・・・

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昨年の日本アカデミー賞を独占した作品。でも、今まで敢えて見ませんでした。公開当時も「泣けた。」「良かった。」という評判は耳にしていたのですが、どうしても見に行く気にはなれませんでした。
 なぜか?
 タイトルが気に入らなかったのです。西岸良平の原作漫画を読んでいた者として、どうして「ALWAYS」なのかが分からなかった。「3丁目の夕日」でいいじゃないかと意固地になっていました。見終わった今も、その思いはまったく変わっていません。残念ながら。何が「ALWAYS」なのかが今も分からないから。

 でも、映画としてはいい出来でした。素直に認めます。(笑)多くの人が語っていたように、やはり懐かしく、最後は少し泣かされました。いい物語ですね。登場人物がとてもいい。この映画に登場する人たちみんなの幸せを願わずにはいられません。そして、自分も幸せになりたいなと・・・。そんな気持ちにさせてくれるというだけで、いい映画だと評価してもいいと思います。そのあたりが受けてヒットしたのだろうし、数々の賞も受賞したのではないでしょうか。

 この映画を見ながら考えたことは、昭和は遠くなったんだなぁ・・・ということです。昭和三〇年代という時代を、とても丁寧に美しく描いたこの作品は、平成も二〇年近くたった今だからこそ作られるのではないでしょうか。実は、この映画の懐古趣味的な作風に反発?して、昭和を振り返るのならその時代の映画を見ればいいじゃないかと「昭和枯れすすき」や「妹」などの作品を見たわけなのですが、そこに描かれていた昭和はもっとエネルギッシュで、雑然としていて、どこかに突破口を求めてもがき苦しんでいるように見えました。当然、当時の現実を描いているわけで、時代の矛盾を告発する作品はあっても、美化する意図なんかまるでありません。戦争の傷跡も十分には癒えておらず、公害や地上げといった新たな問題が人々を苦しめています。その一方で高度経済成長といった風潮に、どこか狂ってしまったような社会が描かれていました。そして、この映画を見たとき、昭和がとても美しく、優しい時代であったような錯覚を覚えました。
 戦後六〇年。この映画の時代からも五〇年近いときの流れがあり、ようやくあの時代をこのような形で振り返ることが出来るようになったのでしょうか。とてもいい時代であったと。
 ここに描かれている家族は、まさに私の育った家族そのものです。戦後、丁稚奉公から叩き上げの商売人となり、同じ時代に小さな商店を興した父は、高度経済成長の波に乗って商売を拡大し、私たちを育ててくれました。その父も昨年他界しました。我が家にテレビがやって来た日、冷蔵庫がやって来た日、自家用車がやってきた日・・・。全て覚えています。でも、そうした思い出の場面に登場する人たちのほとんどが、今はもういません。それだけの年月が流れ去ったわけですね。だからでしょうか、思い出の数々はとても美しく、懐かしい人たちはとても優しく感じられます。まさにこの映画のように。
 この映画を、私と同世代の人たちはどのような思いで見たのでしょうか。そして、私たちより上の世代の人たちは・・・。それぞれに、様々な思いを持って見たのでしょうが、その思いを懐かしいという言葉でくくるとするならば、昭和が遠い過去になってしまったという寂しさを感じないではいられません。もう、いいんですね、それでも。美しく、優しかった時代として私たちの過去のあれこれを封印しても。

 先にも書きましたが、映画としてはとても良かったです。CGがどうのこうのというのではなく、ドラマがしっかりとしていたし、役者もそれぞれにとても良かった。特に堀北真希がいいですね。ビックリしました。

 ドラマとして感動するとともに、遠くなっていく昭和思って寂しくもなった作品でした。
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 一緒に空を見よう。

 やっぱり面白い。期待していたとおり・・・いやそれ以上の出来でした。映画「海猿」からドラマへ。どちらも素晴らしかったし、続編を期待させるに十分の出来映えだったと思います。このあたり、さすがはフジテレビですね。「踊る大捜査線」「ウォーター・ボーイズ」の経験が活かされているように思いました。

 今回は大型フェリーが座礁沈没するという設定。一体どのようにして撮影したのか、船が爆発し、傾き、沈没していく様はとても迫力がありました。そして、それを売り物にしていないところが素晴らしい。船は当たり前のように煙を上げながら沈没していくわけです。その描き方がある意味あっさりしていて、かえって現実味がありました。それは、その他のパニックシーンも同様で、その結果ドラマの部分に集中してみることが出来ました。
 伊藤英明と加藤あいのコンビはいいですね。このドラマとともに、2人のキャラクターがいい感じで成長してきたと思います。でも、出来ればもう少し深く2人の思いを描いて欲しかった。時間を使っている割には表面的な描き方であったようにも思います。
 その他、今回は仙崎と吉岡のコンビも良かった。TVドラマで2人の関係は十分描かれているだけに、それぞれの役柄をのびのびと演じていました。時任三郎もいい味出していましたし、映画とドラマが上手くリンクしています。
 ※ただ、時任三郎と大塚寧々が同じ作品に出てくると「Dr.コトー」を思い出してしまい、どこかに泉谷しげるが出てきそうでハラハラしました・・・。(笑)これもフジテレビつながりで・・・。

 途中、この緊急時に何をのんきに話しているんだとか、最後に3人が見つけられるシーンなど、ここはもっと丁寧に描かないととか思うところはありましたが、セリフも全体的に適度に臭く、おチャラケも程々で、とても感じの良い映画に仕上がっていました。クライマックスでは全身の血が熱くなりましたし、こういう体育会系のノリもいいですね。
 
 この映画、続編が出来るんだろうなぁ。いや、是非作って欲しい。出来ればTVドラマで・・・そしてもう一度映画を。
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 「24」よりも面白いと評判のドラマ。無実の罪で死刑になろうとしている兄を救うために、銀行強盗までして自ら刑務所に入るマイケル。その身体に刑務所の設計図を入れ墨して・・・。
 
 どうしても「24」を期待してしまうので、もう少し早い展開を予想していたのですが、少し退屈する時間帯もありました。まぁ、人物をしっかりと描かないとということなのでしょうが・・・。でも、2話を見終わった今もまだ誰にも感情移入が出来ないので、ちょっとキツイですね。DVDの2巻目で、もっと盛り上がってくれないと・・・。

 刑務所という閉ざされた空間が舞台になるので、人間関係がしっかりつかめないと面白くありません。それだけに、登場人物がもっとそれぞれの個性を発揮してくれることを期待するし、そうなってくると一気に楽しめるように思います。

 第1巻のおまけに「24Ⅴ」へのブリッジ・ストーリーが収録されていました。やはり面白い!ジャックがあんな姿に・・・、クロエはやっぱりクロエで(笑)・・・。新シリーズが待ち切れません。
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